田舎暮らし

田舎暮らしを考えている方へ田舎暮らしの現実を紹介します。

田舎のプライバシー

プライバシーに関しては、田舎の方が鈍感と思ってください。
例えば、近所の家に用があって訪ねる場合、普通は玄関先で声を掛けるか、チャイムやインターホンのボタンを押すでしょう。
しかし、田舎は違います。
大抵の人は玄関の戸を開けて、中に入ってから声を掛けます。
玄関の中で家の人が出てくるのを待ちます。
つまり、田舎では勝手に玄関まで入ります。


ですから、あなたが田舎に住んだ時、誰かがいきなり玄関に入ってきて、声を掛けてもビックリしないでください。田舎ではそれが普通なのです。
これが良い事だとは言えないでしょうが、誰も悪気はありません。
長年の習慣で、そうする事が当たり前になってしまっているのです。


都会からIターンして来た人(女性)に聞いた話しですが、ある日、体調が悪いので寝ていたら、突然誰かが家の中に入ってきたそうです。
そして寝ている側に来て、「おい、大丈夫か?毎朝姿を見るのに、今朝は見えないから心配になって様子を見に来た。」
それは近所のおじさんだったそうです。
おじさんはただ心配になって様子を見に来たのですが、いきなり家に上がってこられたら誰だってびっくりします。


これは極端な話しですが、このような事があり得るのが田舎です。
特に高齢者はプライバシーというものをあまり考えていない人が多いのかなと思います。